夏休みにお出かけ（後編 その１）

というわけで宿編。

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これが今日泊まる部屋ですか。
改装した古民家との事でしたが風情があって良い感じです。

内装は真新しいですが、天井には太い梁がそのまま残されていますよ。
和のテイストが取り入れられた照明に、窓にはカーテンの代わりに障子。和洋折衷といった趣ですね。

メアリさん「素敵な宿ですね。」

（障子越しの光・・・良いな～）

撫子さん「２階見てくる～」

ポーリアさん「ポーリアも！」


（いかん・・・これは下から眺めてたら危ない！色んな意味で！！）

二人とも、畳の部屋は靴脱がないとダメですよ～

二人「は～い。」

撫子さん「んしょっ・・・」

撫子さん「撫子が１番のり～」
ポーリアさん「ポーリア２番～」

（むぅ・・・無防備すぎる）

撫子さん「ん～？」

撫子さん「あのね、たいちょーがじーっと見てたらね『ロリコンは犯罪です』ってね・・・」
ポーリアさん「ん・・・わかった。たいちょーは犯罪？」

ちょっと撫子さん？何か不穏な話をしてませんか？！

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イブさん「烈ちゃん！お姉ちゃんとちょっと散歩してくるね。」

はい。いってらっしゃい。

あ、そういえば宿の温泉が少し歩いたところにあるそうですから、ついでに入ってきてはどうですか？

イブさん「混浴？」



だったら御一緒できるんですが、残念ながら普通に男女別ですよ。


イブさん「『見ても嬉しいのか何なのか微妙』と評判のお姉ちゃんボディを見せられないのは残念だよ。」

メアリさん「ちょとイブ・・・」

イブさん「ジャスミンお姉ちゃんもミミーさんもオッパイ凄いよね～」

いえいえ。『大きいほうが良い』という世の風潮には異を唱えたいと普段から思っているところ。

大きければ良いというものではありませんよ。


イブさん「烈ちゃん、微妙なオッパイでもいいって。」

メアリさん「何の話ですか！」

（・・・そんなに小さくないよね？）


メアリさん「じっくり見ないで下さい！！」

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フリージアさん「隊長・・・どうやら私が未熟だったようです。」


ん？何の話ですか？

フリージアさん「隊長が強く推奨するこのような衣装について、正直なところ戦闘になった際には動作を阻害するので敬遠していたのですが・・・・」

（フリージアはフェミニンな服って嫌がるんだよな・・・似合うのに。）

えっ？

フリージアさん「（シュバッ！）」

ちょっ！！


フリージアさん「１日これを着てすごしてみると締め付けている部分が少ないので想像以上に動きやすいことに気が付きました。
布地を引っ掛けてしまった場合にも華奢な繊維であるが故に致命的な問題にはならない気がします。場合によっては応急手当等にも活用出来る可能性が。
・・・隊長の慧眼、私の短慮の遥か先を見据えておられるのですね。感服しました。」

お、おう。・・・とりあえず足は下ろそうね？
（やめて～～～～純白素敵ワンピでハイキックはヤメて～～～（涙））

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アイリスさん「隊長！」

アイリスさん「この部屋は草のいい匂いがするワン！」

この部屋に敷き詰めてある畳というものの匂いですよ。気に入りましたか？

アイリスさん「この匂い大好きワン！」

フリージアさん「何をしているのですか？」

アイリスさん「フリージアもこっち来るワン！」

アイリスさん「こうやってゴロゴロすると気持ちいいワン！」

フリージアさん「こうですか？」

（なんかデジャブ・・・）

フリージアさん「それにしてもこの建物の構造は興味深いですね。」

アイリスさん「私も登るワン！」

やめて～～っ！ワンピ汚れちゃう！

フリージアさん「隊長、綺麗に掃除されてますから問題ありません。」

おお、なら安心ですね・・・ってそういう問題じゃなく！

フリージアさん「えっと・・・ではどのような問題なのでしょうか。」

類まれなる美少女にのみ許される「純白のワンピース」という出で立ちでそういうアクションはですね・・・

イブさん「へ～。２階も結構広いじゃん。」

・・・イブさんですか。お帰りなさい。

イブさん「布団がある～・・・っしょっと。」

・・・イブさん？

イブさん「せーの」

え？

イブさん「せやっ！（ぼふん）」

危ないっ！！（ダブルミーニング）
ちょっとイブさん何やってんの！！！

イブさん「ハッハー！さあかかってきなさい！！」

フリージアさん「・・・良い投げです。」

フリージアさん「（ガシッ）」

イブさん「お？」

フリージアさん「ふんっ！（ぼふん）」

ぎゃぁぁぁっ！

イブさん「NO!NO!」

フリージアさん「ギブアップ？」

イブさん「うぉぉぉっ・・・・ノゥ!」

ちょっとストップ！投げから流れるような動作でサブミッション極めるの止め！！
何やってるんですか（汗）

イブさん「いや、こういうの家でやると怒られるし、お姉ちゃんが温泉入ってる今がチャンスかな～って。」

フリージアさん「隊長、プロレスというのは相手の技を全て受けきるところに美学があるのです。止めるのは無粋というものではないでしょうか。」

このままでは俺がメアリさんに怒られてしまいます・・・少し説教ですね。

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内容が無い割に引っ張りますが・・・もうちょい続きます。
前後編でまとまると思ったんだけど何かもうグダグダに（汗）