2014年9月15日月曜日

ジニアさん

私の名はジニア。
平凡な日々を過ごす中学2年生・・・だったはずなんだけど、今日は少し気になる事がある。

クラスメイトのルルナ。彼女の事である。
普段から「エビルなんとか」とか「魔力が~」とかよくわからない言動が多いので気になる人ではあった。

しかし、ここ数日の彼女は今までとは明らかに様子が違うのだ。


















(数日前、魔法神社)




魔法様「・・・しかしお前、本当によく来るな。」

ルルナさん「この地にて新たな魔力に覚醒したとはいえ、新たな敵に対するにはまだまだ力不足。日々の鍛錬が大切なのよ。」
(何か話してみたらこの魔法様って人、別に怖くないし?ぶっちゃけ暇だから結局毎日来てるわwww)

魔法様「お前が言う『エビ類レーザー』というのも正直よくわからんのだが・・・」

ルルナさん「エヴィル・イイザーよ!」
(エヴィル・イレイザーよ!)

魔法様「・・・まあどっちでもいいが。スピカ、しばらくこいつに憑いてやれ。」

スピカちゃん「にゃあ!」


ルルナさん「ちょっ、憑くって・・・どういう事?」



魔法様「スピカをお前の近くに居るようにさせるってこった。
大したことは出来ないが、まあ何かの役には立つだろ。
それにスピカの見聞きしたことはセネカにも伝わるから、連絡手段にもなる。何かあったらスピカに言ってくれ。
あ、イヅナも俺も普通の人間には見えないからな。人前でスピカに話しかけるとかなりアホっぽいから気をつけろよ。













・・・・


・・・・・


そう、数日前から彼女にはクダギツネが憑けられている。・・・クダギツネにしては随分と大きいけど、あの気配は間違いなくクダギツネだ。
常人には見えない怪異を私の目は見抜くことができる。クダギツネもそういった見えない怪異の一種だ。
(※ クダギツネ:陰陽師等に使役されているイヅナの別名)


それはさて置き、今日の彼女は非常にまずい。
いつも以上にハイテンションに会話している理由はやはりクダギツネの影響もあるのだろう。

この状況を把握しているのは私だけであり、彼女を救うことが出来るのは私だけ。不本意ながら行動に移すことにする。



ジニアさん「ルルナ。」

ルルナさん「えっ?・・・・フッ。委員長が私に何の用かしら?」
(何か珍しい人が話しかけて来たwwww何だろ?w)


ジニアさん「・・・油断しすぎ。見えてる。」


ルルナさん「?!」




ジニアさん「足組み替えるたびにチラチラ見えてた。それ以前に机に座るのは行儀悪い。」






私の名はジニア。2年3組のクラス委員長。
ちなみにルルナの今日のパンツは白地に小花柄。










というわけで「孤高のクラス委員長にして魔眼を持つ本職の退魔師」厨二設定盛りすぎのジニアさんです。
MDDサイズでは既に登場している子ですが、中学生サイズは初登場ですね。
手描きぐるぐるアイがお気に入りなのです。



3 件のコメント:

檸檬児 さんのコメント...

 最初の方のコマでさんのスカートの中がチラ見えしていたのはワザとらしいなと思ったのですが、そういう伏線だったのですか。
 でも最後にきょとんとしながら、すなおにスカートを押さえているのは可愛いと思いました。

檸檬児 さんのコメント...

>最初の方のコマでさんのスカート

名前が抜けました。「最初の方のコマでルルナさんのスカート」です。

一条寺烈 さんのコメント...

■ 檸檬児さん
コメントありがとうございます~
撮影中に「これは見えるな・・・」と思ったのでそのままの流れにしちゃってます(汗)
ちなみにルルナさんは自分でスカートを短く加工してるので余計に見えやすいという設定(;^ω^)