みかんさんと苺さん

みかんさんと新人の苺さんの二人がオチもなくぶらぶら観光するだけのお話です（；＾ω＾）
白枠の写真は「みかんさんが撮ってる」って事で・・・・

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みかんさん「・・・・・でね、お父さんはもうこのカメラ使わないって言うからもらったんだ。」

苺さん「へ～。なんかカッコいいね、それ！何撮るの？」

みかんさん「うん。でね、写真撮るのが好きな女の子が主人公のアニメがあって。
その子が写真撮ってた町のモデルになった竹原って町に行ってみようかなって。
電車で２時間くらいなんだけど。」

苺さん「じゃあ私も行く！」

みかんさん「あ・・・うん。ありがとう。苺ちゃんも来てくれたらいいなって思ってたんだ。」

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苺さん「ここが竹原か～。」

みかんさん「うん。町並み保存地区って言って、昔からの家をそのまま残してるみたい。」

苺さん「へ～そうなんだ。」

みかんさん「さっそくだけど写真撮っていい？」

苺さん「あ、じゃあ私も撮って！」

みかんさん「うん。」

みかんさん「竹原は竹細工が名産品なんだって。」

苺さん「言われてみたら、いろんなとこに竹使ってるね～」

みかんさん「ここは西方寺っていってね。アニメで何度も出てきてたから来てみたかったんだ。」

苺さん「へぇ～。」

苺さん「あ、なんか凄いのあるよ！行こ行こ！！」

みかんさん「あ・・・そんなに急いだら転ぶよ？」

雪（せつ）さん「・・・・あら。こんな早くにお客さんが来るなんて。」

みかんさん「お邪魔します。・・・・あれ？」

雪（せつ）さん「まあ、みかんじゃない。こんなところで会うなんて、まさに奇遇ですね。」

みかんさん「ご無沙汰してます。姉さん。」

雪さん「今日はどうしたの？観光？」

みかんさん「はい。カメラをもらったので写真を撮ってみようと思って・・・あの姉さん、撮らせてもらっていいですか？」

雪さん「私？ええ、どうぞ。」

苺さん「みかんちゃん！この子知り合い？かわいいね！」

みかんさん「あ・・・親戚でね・・・・えっと・・・うん。可愛いかも。（歳は言わないほうがいいのかな・・・）」

苺さん「あ、カメラ借りていい？」

みかんさん「え？ああ、はいどうぞ。」

苺さん「えっと、これ押せばいいのか。
は～い。並んで並んで～。もうちょっとくっついた方がいい感じだよ～。ＯＫ，ＯＫ！
じゃあ撮るね～・・・・はい、ちーず！」

苺さん「ここ眺めいいね～」

みかんさん「普明閣っていって、京都の清水の舞台をモデルに作ったんだって。」

苺さん「そうなんだ～」

みかんさん「苺ちゃん、高いとこ好きだね。」

苺さん「好き！」

みかんさん「じゃあもうちょっと町を散策したらもっと高いとこ行ってみよっか。」

苺さん「行く行く！」

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みかんさん「（うん。この町、好きかも。）」

みかんさん「苺ちゃん、次は朝日山ってところに行こうと思うんだけど。ちょっと歩くんだけ・・・・」

苺さん「うん。行こう！」

みかんさん「あ、うん。いこっか。」

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苺さん「わあ～～～」

みかんさん「はぁ・・・・はぁ・・・・・・・・・・これ・・・・もう・・・・完全に登山・・・・・」

苺さん「みかんちゃん、ほらあそこ！さっきまでいたとこ！！」

みかんさん「はぁ・・・・はぁ・・・・苺ちゃん・・・・はぁ・・・・元気だね・・・・・・・」

苺さん「この辺りでここが一番高いとこみたいだね！」

みかんさん「うん・・・見晴らし凄いね。」

苺さん「あ、町で写真撮ってた子だ！」

みかんさん「あ。瑠璃ちゃん。」

瑠璃さん「お姉さんたちも朝日山で写真撮るのん？」

みかんさん「よくこの山に登れたね。大変だったでしょ？」

瑠璃さん「おにぃの車でぴゅーって。道細くておにぃ泣いてたけど瑠璃は平気なん。」

みかんさん「あ～・・・・車か～。ですよねぇ～～～・・・あはは。はぁ・・・」

みかんさん「瑠璃ちゃんのカメラ、なんか凄いね。」

瑠璃さん「おにぃにもらったん。おにぃはレンズもいっぱい持ってるん！」

みかんさん「へぇ～。私はお父さんにお古をもらったんだ。」

瑠璃さん「どんなの撮ってるの？」

みかんさん「えっと・・・・こんな感じで。」

瑠璃さん「お姉さんたちと撮りっこするん！」

みかんさん「あ、いいね。」

みかんさん「苺ちゃん、瑠璃ちゃんのお兄さんが山の麓まで車に乗せてくれるって言ってるんだけど・・・」

苺さん「お～！帰りはらくちんだ！」

みかんさん「・・・・・えっと、あの、よろしくお願いします。（助かったぁ～(´；ω；｀)）」

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苺さん「みかんちゃん、早く早く！」

みかんさん「待って・・・そんなに急いだら転んじゃうよ？」

苺さん「ここすっごい綺麗！写真写真！！」

みかんさん「・・・・・ほんとだ。凄い。」

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苺さん「夕日だ～うちの方だとすぐ山の影にはいっちゃうけど海の方はこんな感じなんだね～」

みかんさん「うん。綺麗。」

苺さん「みかんちゃん、カメラ借りていい？」

みかんさん「うん。はいどうぞ。」

苺さん「みかんちゃん撮ってばっかりであんまり写ってないっしょ？最後にみかんちゃん撮ろ！！」

みかんさん「え、いいよ私は・・・」

苺さん「はーい、笑って～」

みかんさん「も～・・・」

苺さん「硬い！硬いよ～！！りらぁ～っくす！もっと楽しそうに笑って～」

みかんさん「ん～・・・こう？」

苺さん「（カシャ）はい、いい笑顔、頂きましたぁ！」

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苺さん「竹原、楽しかったね～」

みかんさん「うん。写真、いっぱい撮れたし。また行ってみたいな。」

苺さん「みせてみせて～・・・あ、これ私が撮ったやつ！」

みかんさん「うん。この後で苺ちゃんが・・・・・」

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はい。というわけで苺ちゃんデビュー＆みかんさん仕様確定って事で撮影に行ってきました。

・・・っていうか、そういう状況で撮影に行こうと思ってたら天ヶ瀬氏と「竹原行こうぜ！」って話になりまして、天ヶ瀬家のメンツもちょいちょい登場しております。

天ヶ瀬家の雪さんとみかんさんはどちらもきよさんのカスタムですので出自としては姉妹なんですが、雪さんは妖怪って設定なので遠縁の親戚って事にしました。


で、その撮影が５月の出来事で「近場だし、もうちょっと回りたいな～」と思っていたんですけど、それが実現したのがいろいろあって７月になってからっていう。２人の服装が夏っぽく無いのはそういう理由です(；・∀・)

というわけで竹原方面３回、何故か津山１回の都合４回撮影した中の写真をごちゃまぜで使っております・・・微妙な矛盾点はそういう経緯なのでスルーして頂けると幸いです（；＾ω＾）


竹原ネタはもうちょい続きます・・・小ネタですが。